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移転祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーをまとめました

胡蝶蘭アレコレ

移転祝いは、会社の本社や店舗が別の住所に移転する際、ますますの繫栄を祈願すると共に「これからもよろしくお願いします」という気持ちを伝えるためにお祝いを贈る慣習です。この移転祝いに胡蝶蘭を贈ることが定番とされています。

胡蝶蘭が移転祝いに選ばれる理由

花粉や香りが少ない

胡蝶蘭は花粉が少なく、香りもほとんどありません。先方の業態によりますが、香りが強すぎたり花粉が飛んだりするものは避けた方が無難です。

手間がかからない

胡蝶蘭は寒さには弱いものの暑さには比較的強い植物で、胡蝶蘭への水やりの頻度は1週間~10日間に1回と少なくて済み、水コケや根が乾いたタイミングで水をたっぷりあげるだけで元気に育ちます。移転して間もない頃は先方も忙しいでしょうから、管理がしやすくラクな胡蝶蘭は移転の門出を祝うギフトとして人気です。

縁起が良い花言葉

胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」という、移転で新たな環境になった先方にとってピッタリな花言葉があります。その他にも「共にする喜び」という花言葉もあり、贈る側と贈られる側双方の幸せや発展を願うという意味合いがあります。

移転祝いに胡蝶蘭を贈る時のマナー

移転祝いをしない方がよいケース

先方の移転の背景が業績悪化業務縮小の場合、お祝いの品を贈るというのは失礼にあたりマナー違反です。移転の背景は事前に確認しておきましょう。

また、先方が贈答品を一切受け取らないと表明している場合、お祝いだからと贈る側の気持ちを押し付けるのもマナー違反に当たります。特に先方が上場企業の場合、このような辞退の方針を示すことが多いので先方の意思を尊重することが大事です。

移転祝いの胡蝶蘭の相場

  • 個人から贈る場合:10,000~30,000円
  • 法人から贈る場合:20,000~50,000円

移転祝いとして贈った胡蝶蘭は他の移転祝いと並べて置かれるため、見劣りしないように相場を意識するのは大事ですね。

とはいえ、見栄えがするとしてボリュームがかさばる大きなサイズの胡蝶蘭を贈ると、邪魔になって先方に迷惑がかかる恐れも考えられます。

「見劣りしないように、でも迷惑が掛からないように」と絶妙なバランス感覚が必要になりますね。汗

移転祝いの胡蝶蘭の選び方

本数

移転祝いとして贈る胡蝶蘭の本数は、割り切れない奇数を選ぶのがマナーとされているので、3本立か5本立が一般的とされています。

また、豪華で見栄えがするとして、花1つの大きさが10cm以上もある「大輪」が人気の移転祝い用の胡蝶蘭とされています。

  • :新たな環境になったというスタートを連想させる色だから移転祝いに適してますね。
  • :商売繁盛や金運を示す色なので縁起が良いです。
  • ピンク:華やかで上品な印象の色だから活力を与えてくれるとして移転祝い用として人気があるようです。

なお、古くからの風習として「」は財を灰にしてしまう火事を連想させる色ということで移転祝いではタブーとされています。最近では風習よりも会社のイメージカラー(コーポレートカラー)やオフィスの雰囲気、代表者の好みを重視する傾向があるようですが、風習が気になるなら特に要望がない限り「赤」は避ける方が無難です。

人気のパターン

  • 3本立の白の胡蝶蘭:定番パターン
  • 5本立の白の胡蝶蘭:3本立より重量感と高さと豪華な佇まいがあるので他のものと並んでも見劣りしません。
  • 紅白ミックスの胡蝶蘭:紅白ミックスということで縁起が良いですし、白い胡蝶蘭が多く並ぶ中でより華やかに見栄えがします。ただし、先方の「イメージカラー(コーポレートカラー)が赤」といった事情があったり、先方の要望が「赤」の場合に限ったパターンと考えるのが無難です。
  • 赤いリップの白の胡蝶蘭:白い花弁にリップと呼ばれる中心部分が赤い胡蝶蘭は、口紅をつけた女性のような上品なイメージがあり紅白ミックスとはまた違ったエレガントさがあります。女性が多い会社の移転祝いに人気のパターンとされています。
  • 白のミディ胡蝶蘭:大輪胡蝶蘭と違って全体サイズがコンパクトな胡蝶蘭です。とはいえ、ボリューム感も華やかさもあるので移転祝いに人気のパターンとなっています。

移転祝いに胡蝶蘭を贈るタイミング

開業祝いの場合だと開業1週間前~前日までがマナーとされてますが、移転祝いの場合は移転日の午前中がベストとされています。上場祝いの場合と同じですね。ただし、

  • 業者に移転日着で注文依頼しても午前着の保証が難しかったり
  • 移転先が工事中だったり、実際の移転が済んでいなくて

先方の移転当日に贈ることが難しい場合、移転前日~移転10日後までは良しとされています。

なお、事前に贈る場合は先方に確認して了解を得ておくことがマナーとされています。また移転後10日以上経つ場合は胡蝶蘭を贈るのはやめて商品券や現金を包んだ方が適切です。

移転祝いの胡蝶蘭への立札

移転祝いに胡蝶蘭を贈るタイミングが上場祝いの場合と同様、移転祝いの場合もおもて書きに「御祝」「祝御移転」「御移転御祝」として贈り主(注文者)を明らかにするのが一般的(マナー)とされています。誰からのお祝いの胡蝶蘭なのか分からなくなることを避けるためです。

  • 「祝御移転 〇〇株式会社 代表取締役 △△」

立札と併せてメッセージカードを添えると印象が良くなりますよ。

  • 本社移転おめでとうございます。益々のご活躍を祈念いたします。
  • 事務所移転おめでとうございます。心機一転、頑張ってください。
  • この度は新社屋のご落成、心よりお祝い申し上げます

なお、メッセージカードを添える場合は縁起が悪い言葉(忌み言葉)に気を付けましょう。

  • 「燃える、焼ける、倒れる、崩れる、壊れる、つぶれる、傾く、火、煙、赤」

また、先方のイメージカラー(コーポレートカラー)が「赤」なので赤色の胡蝶蘭を贈る場合、メッセージ例として次の一言を入れておいてはいかがでしょうか。

  • 「コーポレートカラーをイメージしてこちらの胡蝶蘭をお贈りしました。」

「移転祝い」と「引越し祝い」との違い

「移転祝い」は会社、法人、企業が移転する際のお祝い、一方「引越し祝い」は個人が住まいを引っ越す際のお祝いとなりますし、引越しでも住まいを新築した場合なら「新築祝い」となります。

まとめ

移転祝いでは他社からも同様の贈り物がたくさん贈られてくるので、その中に埋もれてしまわない上等で華やかな見栄えするものを贈ることを心がけましょう。

移転祝いをする時の参考になればウレシイです。

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