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上場祝いの贈り物を選ぶポイントと恥をかかないマナー

胡蝶蘭アレコレ

上場するということは社会的に名誉なことであり、とても喜ばしいのと同時に大切な節目の時でもあります。上場祝いはマナーを守って相手に喜ばれるお祝いの物を贈りたいものです。

上場の基礎知識

そもそも「上場」とは?

上場とは、株式会社が自社の発行する株式を証券取引所で売買ができるように、証券取引所が資格を与えることです。

上場することによって、上場を維持するためのコスト発生や、経営を株主に左右されたり社会的責任が増大する負担がありますが、社会的信用や知名度の向上することで資金調達が円滑にできるメリットがあります。

このメリットを受けることを目的に上場を目指すわけですが、株式上場を果たすためには「上場審査」という審査をパスしないといけません。全ての株式会社のなかで上場企業はわずか1%にも満たないといわれており、特に東証一部への上場は優秀な企業であるという証とされています。

上場のパターン

さて、ひとえに「上場」といってもいくつか種類があります。中には「贈ってはいけない上場」の場合もあります。上場祝いに贈り物をする前に上場のパターンは必ず確認しましょう。

上場のパターンは次の4つです。

新規上場 新たに証券取引所に承認・上場を果たすこと
東証一部上場 東証二部→東証一部へ市場を移すこと
市場変更 マザーズ・名証など→東証二部へ市場を移すこと
指定替え上場 東証一部→東証二部へ市場を移すこと

※「指定替え上場」はお祝いを贈る上場ではありません
「指定替え上場」は東証一部上場企業が上場基準を満たさず東証二部になること、つまりランクダウンであり降格です。なのでお祝いを贈ってはいけません。マナー違反です。

上場祝いを贈るタイミング~贈るタイミングは大事~

上場祝いは上場する当日に贈るのがベストです。一般的には上場予定日が取引先の主幹事証券会社のサイトに公表されるので事前確認しておくことが大事です。上場日を間違えると大変失礼にあたるので特に注意して確認するようにしましょう。

また、上場日というのは先方も何かと忙しくされているでしょうから、直接訪問して手渡しよりも配送の方が無難です。もし上場の当日に贈り物の到着が難しそうなら、上場日の「前日」でも構いませんし、翌日~数日以内なら「後日」に届くよう手配しても構わないでしょう。そして後日に贈る場合で先方も落ち着いた頃なら直接訪問のうえ手渡しでも良いでしょうね。

なお、上場祝いには華やかで見栄えが良いもの、そのため結果的に大きいサイズのものを贈ることが一般的なので、贈られる先方のスペースの確保などに配慮して

  • 贈り物を配送した旨
  • 配送した贈り物が到着する予定日時

を伝えておけば、先方も届いたときに困ることはないでしょうし、確実に受け取ってもらえるはずです。

上場祝いの贈り物を選ぶポイント

先ほど紹介したとおり、上場祝いには華やかで見栄えが良いものを贈ることが一般的です。その意味で「花」は華やかで間違いのないテッパンの贈り物ですし、その中でも「胡蝶蘭」が良く選ばれます。

上場祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由

胡蝶蘭はまるで蝶々が舞うように花が咲くことから、古代ギリシャの時代から繁栄のシンボルとして親しまれており、フォーマルなお祝いに最適な贈り物とされてきました。さらに、

  • 胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」「共にする喜び」というお祝いのシーンにはピッタリな花言葉があり、贈る側と贈られる側双方の幸せや発展を願うという意味合いがある
  • 胡蝶蘭は鉢植えということから飛んできた幸せが「根付く」という意味があり、繁栄という意味とも重なることから縁起が良い
  • 胡蝶蘭は寿命が50年ほどと大変丈夫な花で、1~3ヶ月は美しい状態を保つことができるので(季節や生育環境にもよる)、贈られた相手も長く楽しむことができる
  • 胡蝶蘭は花粉や香りがほとんどなく、寒さには弱いものの暑さには比較的強い植物ということで水やりの頻度は1週間~10日間に1回と少なくて済むので管理がしやすい

ということで、胡蝶蘭は上場を祝うギフトとして定番です。

胡蝶蘭以外の上場祝いの贈り物

上場した先方が親しい間柄だったら、先方の会社の雰囲気に合うような

  • 華やかな彫刻や絵画などの美術品
  • 見栄えが良い縁起物の置物
  • プレミアム感がある飾り絵皿や壺

が上場祝いの候補になるかと思います。

また、先方の代表の方がお酒好きなら会社が創業した年の「シャトーラフィットワイン」はどうでしょうか。
1万を越えるボルドーワインの生産者の中のエリート集団が61の格付けシャトーで、さらに、トップの1級の中の筆頭格のワインです。 上場したお祝いとしてこれほどふさわしいワインはないでしょう。

シャトー・ラフィット・ロートシルト 1990年
シャトー・ラフィット・ロートシルト 1983年
シャトー・ラフィット・ロートシルト 1988年

上場祝いの贈り物の相場

上場祝いの贈り物の相場として、先方との関係にもよりますが一般的には「新規上場」や「東証一部上場」なら3~7万円、「市場変更」なら2~5万円といわれています。

先方が大切な取引先などであれば、今後の良い関係性を築いていくためにも上記の相場以上の贈り物をしても構わないでしょうね。ただ関係性が薄いにもかかわらず先方に気を遣わせるような金額の贈り物はかえって迷惑になる可能性もあります(←頃合いが難しいですね)。

もし上場祝いの贈り物の品に悩むのであれば、先ほど紹介した定番の「胡蝶蘭」をおすすめします。

上場祝いでの胡蝶蘭の選び方

胡蝶蘭の定番色は、白系、ピンク系、黄色系、赤リップ系になりますが、上場祝いに贈る場合は白色の胡蝶蘭がおすすめです。

白色の胡蝶蘭はビジネスに大切な信頼感や清潔感を伝えることが出来ますし、また同じ価格であれば品種によっても異なりますが、色がある胡蝶蘭よりも白色の方がコストパフォーマンスが高いからです。

また、ボリューム(大きさ)については、先方がビジネス的に重要で大切な取引先なら5本立60輪以上が無難とされています。通常の取引先であれば、本数は割り切れない奇数を選ぶものとされるので3本立45輪以上もアリです。

3本立の胡蝶蘭の相場は3万円台、5本立の胡蝶蘭の相場は5万円台です。上場当日はたくさんのお祝いの胡蝶蘭が届くので、他社と比べて見劣りしないように見た目も価格もワンランク上の胡蝶蘭が選ばれます。

上場祝いで胡蝶蘭を贈るタイミングと贈り先

上場祝いの胡蝶蘭は贈り先の先方が上場祝いの式典を行うかどうかにより、贈るタイミングと贈り先に配慮しなければなりません。式典を開催するかどうかわからいならば先方に確認しましょう。

お祝いの式典を開催する場合

贈るタイミング:式典当日の午前中
贈り先:式典会場

お祝いの式典を開催しない場合

贈るタイミング:上場する当日
贈り先:先方の会社

上場する当日に間に合わない場合

上場する当日に間に合わないとしても、それから5日以内日柄の良い日(吉日にお贈りすればマナーとして問題ありません。

上場祝いの立札

上場祝いの立札のおもて書きは「御祝」「祝上場」「祝 一部上場(もしくは東証一部上場)」などで、贈り主を明らかにするのが一般的(マナー)とされています。誰からのお祝いの胡蝶蘭なのか分からなくなることを避けるためです。

  • 「祝上場 〇〇株式会社 代表取締役 △△」

上場祝いのメッセージ

フォーマルに上場祝いとして胡蝶蘭を贈るときは一緒に電報を手配するのがスマートです。一方、カジュアルに胡蝶蘭を贈るならば手書きのメッセージカードを添えると印象が良くなります。

  • 「この度の株式公開を心からお慶び申し上げます。貴社のますますのご繁栄をお祈りいたしております。」
  • 「貴社 御上場を祝しまして心よりお祝い申し上げます。今後ますます隆盛を加えられ大いにご発展ご飛躍なさいますようお祈り致しております。」
  • 「御上場、おめでとうございます。益々の皆様のご繁栄と商売繁盛をお祈り申し上げます。」

上場祝いのメッセージで避けるべき表現

贈る胡蝶蘭にメッセージを添える場合、避けるべき表現(忌み言葉)があります。

  • 株価下落を連想させる言葉として「止まる」「終わる」「落ちる」「傾く」「急落」など
  • 経営不振を連想させる言葉として「詰まる」「失う」「つぶれる」「倒れる」「閉まる」など

まとめ

上場は会社にとって大きな節目です。他社からの贈り物の中に埋もれてしまわない上等で華やかな見栄えするものを贈るようにしましょう。

上場祝いをする時の参考になればウレシイです。

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